あまねく理系の始発点(計算のテクニック)①
心にいつも周期表、どうもAAの井上です。
前回の投稿で雨がどうこうと言っていたら、この記事の投稿日の6/21は関東の梅雨入りなんだとか。雨雲、今日から本気出すってよ。
さて、雨雲のやる気を見習って我々も頑張りましょうということで、今回は理系科目の象徴にして原点である、計算力について書かせていただきます。文量的な関係からシリーズとなりますが、皆様のお役に立てるよう筆を走らせますので、どうか最後までお付き合いください。
・計算力とは
一口に計算力といっても、具体的にどんな能力かと言われるとよくわかりませんよね。
(実際色々な考え方があると思います)
ということで、ここで決めておくことにします。
計算力とは、計算時間を短縮する能力です。
・計算力の必要性
計算力と聞いて、皆さんこう思うかもしれません。
「よくわからんけど、九九さえできれば筆算すりゃいいじゃん」
そう考える人も少なくないかもしれませんが、ここで去年の数学Ⅰ・Aの共通テストの問題用紙の一部を以下に示します。
思ったより余白、少なくないですか?ちなみに計算用紙は配付されていません。
つまり、すべての計算を筆算していては、余白はどんどん埋まっていきどこで何の計算をしたのかが分からなくなり、新しく図を書いて何か考えたりすることが出来なくなります。
また、筆算は暗算に比べて時間がかかることが多く、焦りによるミスを誘発します。
もっと言ってしまえば、いつも計算を筆算に頼っていては計算にはなかなか慣れません。
慣れない計算を長く続ければ疲労も蓄積していって…。
このように、筆算だけではいずれ立ち行かなくなる時が来ます。
逆を言えば、筆算のみの計算法から一皮むけることが出来れば、計算の時間を節約することが出来て、それだけで優位に立てます。
これは計算が関わる全ての教科、つまり理系教科全般に言えることで、この記事を「あまねく理系の発点」と題した理由でもあります。
計算力の重要性、感じられたでしょうか?
次回は具体的な計算力を養成する方法論になります。
要望や質問等出来る限り応えたいと思いますので、コメントお待ちしています!
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